2023.04熊本1泊2日 金栗記念陸上観戦記④
この旅の大きな目的は、陸上観戦。レンタカーで競技場「えがお健康スタジアム」に向かう。空港からは車で10分弱の場所にある。
その前に・・・想像以上の寒さに上着を一枚購入していくことにした。
最寄りのイオンにあるスポーツ洋品店でウィンドブレカーを購入。
これで観戦できるだろう。
競技場に到着。同行者とはここで別行動となり、一人で競技場の中へ。
1000円の入場料を払い中に入る。去年より観客が多いだろうか?
チケットに記載の番号で何回か抽選が行われていたがハズレた。
競技場は空港から車で10分ほど。上空を飛行機が通過する。競技場にいながら飛行機を近くに見れる景色も、金栗記念陸上の楽しみ。
メインスタンド中央の席に座った。時はすでに16:00。思ったより冷える。ちょうど1500mが始まったくらいの時間で、白熱したレースが繰り広げられていた。陸上の格闘技とも呼ばれる1500mはとても面白い。1500mをこんなスピードで走るのか!?と思うくらい速い走りを観ることができる。おまけに最後まで誰が勝つかわからないレース展開を楽しめるのが1500mの魅力だ。
以前行った大会で、売り子をしていた選手からタオルを購入した時にサインをいただいた。その選手が見事優勝！！初めてサインをしてくれた選手の優勝はなんともうれしい。
私、サインもらったことあるんですよー!!と言いふらしたい所だが、一人観戦故言う人がいない...。
サインと言えば...観客席では昼間走った子供達が、選手にサインをもらおうと客席を行ったり来たり。レース観ないの?笑
2時間が経過し、18:00過ぎてくると日が落ちてきて更に寒さが増す。去年はうたた寝できるくらいのポカポカ日和だったのに、極寒だ。急遽買ったウィンドブレカーでは全然暖がとれない。ダウンコートレベルだった。一瞬帰ることも頭によぎったが、お目当てのレースを見ずに帰るわけには行かない。体を丸くして耐える。
途中暖かい飲み物を探しに自動販売機を見るが、全部冷たい飲み物(泣)
コンビニに行く気力もなく、座席に戻り丸まって耐える。こんな過酷な陸上観戦になろうとは。
今後寒い季節は、災害用のアルミシートかUNIQLOのウルトラライトダウンを携帯しようと決めた。
楽しみにしていた10000mが始まる。箱根を沸かせた大学生から、実業団選手までトップアスリートが出走する。残り数周になってくると、誰が飛び出すかワクワクする気持ちと、あと少しでレースが終わってしまう名残惜しさが交錯する。
正直、陸上観戦にハマる前は、ひたすら走る長距離の魅力が分からなかったが、知れば知るほど面白い競技だ。年々、観戦の楽しさが増しているのが長距離種目。
世界陸上で織田裕二さんが力説していた気持ちがやっとわかるようになった。
21:00最後の5000mと表彰式を終え、迎えの車に乗り込むと、ありがたいことに暖房をつけていてくれた。冷えた体が溶けていくよう。
極寒だったが、レースは言葉にならないくらい楽しかった。移動中、今日のレースを回想しながら余韻に浸る。
同行者にこの間何をしていたのか聞くと、「スタバにいたよ」だった。同行者は初めての熊本旅行でイオンとスタバしか行かないと言う贅沢な旅をしていた笑
お昼ご飯から8時間が経過していた。さ、遅い夕飯としましょう。
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