2023.02丸亀国際ハーフマラソン観戦記⑦
両手に荷物を持ったまま、丸亀駅を出発した。
正面の大通りはマラソンコースになっているため、すでに交通規制されている。
規制テープが貼られた車が走っていない道路を見ると、なんだか緊張感がある。
このテープのフォントがいい感じだ。
歩を進めると、沿道に住む住人が椅子を出して座っていたり、近所の人と談笑する姿がなんとものどかで落ち着く。
しかし、2月だというのに雲ひとつない青天の下、ダウンを着て歩いていると暑い。ダウンを脱いで歩くことにした。運営スタッフが内輪を配布していたのでいただく。今は手が塞がっているが、これが非常にありがたいアイテムになった。
丸亀駅から競技場までは4キロほど。歩いて50分とGoogle Mapが言っていた。トップアスリートは60分程で走って戻ってくるため、往路はスタートから2キロ地点で観たかったが、手荷物に手こずり予定が狂った。1キロちょっと歩いたところで、選手がまもなく通過のアナウンスが流れたので、見やすい場所で荷物を置いて観ることにした。
スマホを鞄から出し、撮影のチャンスを待つ。
初めて沿道から観る景色はどんな感じなのだろう?緊張とワクワクが止まらない。
中継車が通りすぎると先頭集団だ!!
シャッターを切った。すごい迫力だ!!
それはいいが、肝心の注目選手を見事に見逃した。
ぎゃー!!しまったー!!
どこにいたかすら分からなかった(泣)
後で写真を見返すと、自分が思っていた選手と全く違う選手が先頭だったし、そもそもスマホでは綺麗にとれない(当たり前だ)。
トラックとは違って、この速さを至近距離で観れるのは、マラソンの醍醐味かもしれない。感動と興奮とちゃんと観れなかった後悔と色々な感情が入り交じった初マラソン観戦となった。
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